軟水と機器についての解説
水道水や井戸水は、微量ながらカルシウム等が含まれていますが、これらが洗浄力と風合い
の低下をさせています。温泉で石けんの効きが悪かった経験をお持ちでしょうが、温泉成分の影
響を受けた結果であります。「軟水器」に水を通しますとカルシウム等が中に充填されているビ
ーズ状の「イオン交換樹脂」と呼ばれるものに吸着され、ナトリウムが溶け込んだ水が出てきま
す。これが【軟水】です。ナトリウムは洗浄には欠かせないもので、この軟水で洗浄しますと重曹
の使用量も削減出来、衣類の風合いも保ったまま洗い上げられます。
軟水は、洗濯だけでなくお風呂に使用しますとすべすべの肌になりますし、皮膚の弱い方には
特に薦めします。軟水に重曹を入れたお風呂に入られますと保湿性が高まり、入浴後肌が乾燥
しにくくなります。
水道水には消毒のため塩素が混入していますが、カルシウムと結合して塩化カルシウムとし
て存在している物質が加温されると皮膚に対して刺激性のあるものになっています。軟水器に
通しますとカルシウムとナトリウムが交換されますので、塩化ナトリウムそうです「塩」となり刺激
が緩和されます。
シャンプーをした後の濯ぎもこの軟水で行いますと髪がパサつきません。シャンプーの成分表
示に「エデト酸塩」とありますが、この薬剤で水を軟水化させようとしていますが目的を達してい
ませんし、化学物質ですから悪影響の方が心配されます。シャンプーの成分とカルシウムが結
合した微粒子が、濡れると開くキューティクルに入り込み乾いた時に閉じて、間に入った微粒子
が摩擦を大きくしてすべり性を低下させてしまっています。軟水を使うことでこの問題は解決いた
します。シャンプー後、クエン酸を洗面器にひとつまみとグリセリンを1〜2cc入れ、軟水で溶か
しリンスしますとしなやかな洗い上がりとなります。
水道水・井戸水に含まれるカルシウム等の濃度は、50から300ppm位であります
この値は、地域・季節によってまちまちで、微量でも洗濯や入浴に大きな影響を及ぼしています
カルシウムは何色?
「白」と答える方が大半ですが、アルミなどと同じでシルバーグレー色です。金属のようですが、
実は「カルシウムは金属」です。通常目にする時は、炭酸と化合して「炭酸カルシウム」、また、
骨は、リン酸カルシウムとして存在していますので「白」と思われがちですが、炭酸やリン酸を除
去しカルシウム単一にしますと、シルバーグレーの色が出現します。電池でカルシウムを使って
いるものがありますよね。それこそ身を粉にして削って電流を流しています。
金属の微粒子が髪の毛の間のキューティクルに付いていたらごわごわするわけです。軟水器で
カルシウムをナトリウムに入れ替え使うことで柔らかでしなやかな髪を実現します。
|