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菌根菌がもたらす未来を創造する農業
一般的に農業作物を同じ場所で作り続けると連作障害が起きるので、ある作物を育てたら数年
置いてから育てることが望ましく輪作を行い、また、接ぎ木をするなど工夫を凝らしています。
家庭菜園をしておりますが、栽培面積が限られますので連作になってしまう状況ですが連作障
害が見られないほど適切に作物が生長し、収穫できています。ビールを飲んだ後の容器、納豆
を食べた後の容器を濯いで花壇やプランターに撒いていて体験的に微生物が連作障害を防いで
いると想像されます。
農業関係の展示会で「菌根菌」に出会い詳細な説明を聞くとやはり土壌中の微生物の存在が重
要なようです。畑を借りてこちらでも野菜栽培をしております。時間的に雑草の刈り取りがで
きないのですが、雑草を観察しておりますとまったく連作障害なるものが見受けられないほど
旺盛に育っています。その合間に野菜の苗が存在しますが、土壌中の栄養が雑草に奪い取られ
て生育が悪いと思いきや厳しい環境に対応するためそれこそ根性を最大限発揮し野性味たっぷ
りの野菜・・・「野生菜」が育ち美味しさも際立っています。借りている畑は、持ち主の農家
さんが自家消費の野菜を作っていたので農薬は長期に渡り撒いておらず雑草が生え、冬期に枯
れる、時々全面草刈りを繰り返しており、少量の有機肥料の施肥、耕うんはほとんどしない条
件なので土壌中に潤沢な菌根菌ネットワークが存在している状況と思われます。支柱栽培です
と台風の影響で倒れてしまった経験から、トマト・キュウリは地這い栽培にしております。
元々の生態なので負荷が掛からずかえって美味しく育ちます。
現在、化成肥料・農薬使用の畑が大半ですが、菌根菌を接種して有機肥料を極少量施肥して、
無農薬栽培に変換してゆくことが理想的と思われます。私たちの腸内の環境と土壌内は同じよ
うで、いわゆる善玉菌と悪玉菌が存在するように土壌内は菌根菌等善玉菌と各種悪玉菌で構成
されています。
菌根菌は4億6,000万年の地層から発見されているとのことですが、調べましたらその後、現在
に至るまで5回の生物絶滅期があったことが分かりました。長期に渡り、なおかつ激動を乗り越
えダーウィン曰く「変化に最も適応してきた」大変優れた生物にゆだねることは有益な農法であ
りましょう。

ヒト
ご飯
胃で分解/腸内で消化・吸収 微生物の働き
自然な生態
ブドウ糖点滴
同上の働き不要 有用微生物の減衰
抗生剤の必要な場合あり
農作物
有機肥料
土壌中で分解・吸収 微生物の働き
自然な生態
化学(無機)肥料
同上の働き不要 有用微生物の減衰
土壌消毒の必要な場合あり


菌根菌を接種して栽培した江戸東京野菜の伝統小松菜
種が伝承されておりますが、かつての江戸時代の土壌に近づけることにより更に当時の味になりましょう

ポットで菌根菌を接種して育苗したそら豆ポポロ
種の個体差か良く接種した影響か不明ですが、左2苗根上部の根張りが著しい
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